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一般社団法人防衛施設学会においてヤロン・ローゼン元イスラエル軍准将が「サイバー防衛とEMP対策について」で学会発表を行います。
プログラム内容は以下の通りです。
http://www.jsdfe.org/
http://www.jsdfe.org/topics/2019forum_panph.pdf
防衛施設学会平成30年度年次研究発表会における発表の骨子
【論文タイトル】
先進技術による日本国内インフラのサイバー防衛能力改革
重要インフラへの電磁波パルス(EMP)対策(イスラエルで経験から)
【論文概要】
本論文は元イスラエル国防軍サイバー司令官を務めた元准将である著者が、自らの経験と知見をもとに、日本国内の防衛施設を中心とした重要インフラをEMP(電磁パルス攻撃)からいかにして守り抜くかを、包括的・実践的に述べたものである。
核攻撃に備えEMP対処など戦略的に国防軍の増強と国家の強靭化を図っているイスラエルの実践的経験とノウハウは、潜在的核攻撃の脅威に曝されている日本に極めて有益であるとして、EMPにいかにして日本が対処するべきかを、イスラエルでの実践的経験を日本に当てはめ、具体的ロードマップ、組織の構築の仕方、留意すべき点等が国家的見地に立ちながらも、現実的に述べられている。EMPへの対処は宇宙サイバー領域での防衛能力を向上させ上でも欠かすことができない視点である。またEMPへの対処の具体例として突破的破壊的攻撃への防御策としてホワイトハッカーグループの育成が不可欠である等、実践的経験者ならではの貴重な視点を提示している。
本論文はEMP対処をテーマとして主に防衛能力の維持・変革を述べているが、その着目点とアプローチは日本の国家防衛能力の強化と強靭化をいかに成すべきかの英知に富んでいる。
【論文著者・発表者】
ヤロン・ローゼン元イスラエル軍准将1 ヤロン・ローゼン元准将は、イスラエル国防軍の空軍パイロットを務め、最近32年以上の優れた実績と共に軍役を完遂して退官した。 イスラエル国防軍では、最後の役職としてイスラエル国防軍のサイバー改革プロジェクトを率いる部隊の主任アーキテクトであるイスラエル国防軍サイバー司令長官を務め、政府と民間業界の両方において国際的人的ネットワークを駆使して、イスラエル軍のサイバー部隊の指揮命令系統・装備・人材育成体制を構築した。
現在、ヤロン・ローゼン元准将はサイバー構築会社たるTokaの最高経営責任者として、国土安全保障を強化するためのハイエンドのサイバー能力を備えた国々のサイバー防衛能力構築を支援することを専門としている。
Tokaは、政府・防衛・法執行機関向けに、国家レベルのインテリジェンス機能、運用機能、サイバー製品、およびサイバー製品の供給機能を構築している。ヤロン・ローゼン氏は、イスラエルのSTB Holdings Co. Ltdが組成する最先端のサイバーチームのリーダーであり、株式会社Jサイバーコーポレーション(STB Holdingsの日本総代理店)の特別顧問を務めている。 ヤロン・ローゼン氏は、USAF大学で戦略研究の修士号を取得している。 Bar-Ilan大学、Magna Cum-Laudeで経済学の博士号を取得している。ローゼン氏はHerzeliya学際科学センター(IDC)の テロ対策研究所(ICT)の研究員でもあり、サイバースペース研究の活発な指導者でもある。
- 一般社団法人防衛施設学会においてヤロン・ローゼン元イスラエル軍准将が「サイバー防衛とEMP対策について」で学会発表を行います。プログラム内容は以下の通りです。
http://www.jsdfe.org/
http://www.jsdfe.org/topics/2019forum_panph.pdf
防衛施設学会平成30年度年次研究発表会における発表の骨子
【論文タイトル】
先進技術による日本国内インフラのサイバー防衛能力改革
重要インフラへの電磁波パルス(EMP)対策(イスラエルで経験から)
【論文概要】
本論文は元イスラエル国防軍サイバー司令官を務めた元准将である著者が、自らの経験と知見をもとに、日本国内の防衛施設を中心とした重要インフラをEMP(電磁パルス攻撃)からいかにして守り抜くかを、包括的・実践的に述べたものである。
核攻撃に備えEMP対処など戦略的に国防軍の増強と国家の強靭化を図っているイスラエルの実践的経験とノウハウは、潜在的核攻撃の脅威に曝されている日本に極めて有益であるとして、EMPにいかにして日本が対処するべきかを、イスラエルでの実践的経験を日本に当てはめ、具体的ロードマップ、組織の構築の仕方、留意すべき点等が国家的見地に立ちながらも、現実的に述べられている。
EMPへの対処は宇宙サイバー領域での防衛能力を向上させ上でも欠かすことができない視点である。またEMPへの対処の具体例として突破的破壊的攻撃への防御策としてホワイトハッカーグループの育成が不可欠である等、実践的経験者ならではの貴重な視点を提示している。本論文はEMP対処をテーマとして主に防衛能力の維持・変革を述べているが、その着目点とアプローチは日本の国家防衛能力の強化と強靭化をいかに成すべきかの英知に富んでいる。
【論文著者・発表者】
ヤロン・ローゼン元イスラエル軍准将1
ヤロン・ローゼン元准将は、イスラエル国防軍の空軍パイロットを務め、最近32年以上の優れた実績と共に軍役を完遂して退官した。
イスラエル国防軍では、最後の役職としてイスラエル国防軍のサイバー改革プロジェクトを率いる部隊の主任アーキテクトであるイスラエル国防軍サイバー司令長官を務め、政府と民間業界の両方において国際的人的ネットワークを駆使して、イスラエル軍のサイバー部隊の指揮命令系統・装備・人材育成体制を構築した。
現在、ヤロン・ローゼン元准将はサイバー構築会社たるTokaの最高経営責任者として、国土安全保障を強化するためのハイエンドのサイバー能力を備えた国々のサイバー防衛能力構築を支援することを専門としている。
Tokaは、政府・防衛・法執行機関向けに、国家レベルのインテリジェンス機能、運用機能、サイバー製品、およびサイバー製品の供給機能を構築している。ヤロン・ローゼン氏は、イスラエルのSTB Holdings Co. Ltdが組成する最先端のサイバーチームのリーダーであり、株式会社Jサイバーコーポレーション(STB Holdingsの日本総代理店)の特別顧問を務めている。
ヤロン・ローゼン氏は、USAF大学で戦略研究の修士号を取得している。 Bar-Ilan大学、Magna Cum-Laudeで経済学の博士号を取得している。ローゼン氏はHerzeliya学際科学センター(IDC)の テロ対策研究所(ICT)の研究員でもあり、サイバースペース研究の活発な指導者でもある。